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震災関連自殺者数のこと

震災関連自殺グラフ


先日2月10日に、内閣府自殺対策推進室より、
東日本大震災に関連する自殺者数の最新概要資料が公表されました。

上の図はその資料を元に、
特に震災被害の多かった岩手・宮城・福島の3県における
震災に関連した理由において自ら命を絶った方の割合とその年代を視覚化したものです。

震災のあった平成23年、3県全体に占める関連自死数割合は、
津波被害が甚大であった宮城県、そして岩手県が続き、
福島県はおよそ2割となっていました。
しかし、翌24年以降は半数以上を福島が占めるようになり、
そして今回公表になった最新の暫定資料では

昨年1年間の福島の震災関連自殺者数は
3県全体のおよそ8割を占めている


ことが判りました。
また、3県において

定年前後の60代以上〜80代までの人が占める割合は、
全体の7割弱


となっています。


『別の代替エネルギーが出てくれば、
人類はずっと原子力に依存しない方が良い。
国民全体を考えた時に、その方が良い。』



上の言葉はあまり周知されていませんが、昨年川内原発再稼働の際に

『もし福島みたいなことが起こっても、
もう命の問題なんて発生しないんですね。私はそちらの方を信じます。』


という発言をしたことが当時ニュース等でも取り上げられ、
物議を醸した鹿児島県の伊藤知事が、同じ記者会見中に口にした言葉です。


H28年1月29日に復興庁から発表された最新の

全国総避難者数17万7,866人
福島から自県外への避難者数4万3,270人。


あとひと月ほどで震災から丸5年。




内閣府自殺対策推進室:東日本大震災に関連する自殺者数(平成27年12月分)
最新の震災関連自殺者数に関する概要資料(PDF形式)です。H27年12月分は暫定値となっています。
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/震災自死資料

復興庁:全国の避難者等の数(所在都道府県・所在施設別の数)
定期的に公表されている全国の避難者数等の情報を御覧いただけます。
http://www.reconstruction.go.jp/避難者情報


テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

tag : 福島 避難 原発事故 東日本大震災 避難者 震災関連死 震災関連自死

原発事故というものについて

グラフ


先日、私の知人の故郷でもある福島県富岡町、そして搬入路のある楢葉町が
産業廃棄物処分場を国有化し最終処分する国の計画を
受け入れる決断をしたことがニュースでも報道されました。

何が正しいのか、何が間違っているのかではなく、
町や村に戻る戻らないに関わらず、
ただ、原発事故というものが
多くの人たちの故郷の形を変えてしまったこと、
誰かが苦渋の決断を下さなければ先に進めないほどの
負の遺産を生み出してしまったこと、
そして、
首都圏はじめ、私たちの多くが
彼等の故郷から送電された電力を享受してきたこと、
その事実を今1度しっかりと
心に留めなくてはならないのではないでしょうか。


3年前の2012年の記事でも1度取り上げましたが、
原発周辺地域では事故時の混乱と過酷な避難、
長引く避難生活と先の見えない不安、
そして帰郷への期待と落胆の繰返しによる心身への負担、
そういった様々な要因で他の被災地とは全くことなる震災後の経過を辿ってきました。
冒頭の図は、現在復興庁や警察庁などが公表している
最新の『震災死者数』及び『震災関連死者数』のデータを視覚化したものです。
ご覧いただければ分かるように、
震災による直接死の割合は、福島県は3県の中で最も低いものの、
関連死の割合になると全体の6割弱ほどの割合を占めています。
さらに、関連死者数の推移を見ると、
他の2県が減少に転じた震災3ヶ月以降も、
福島県の震災関連死は減少することなく逆に増え、
ようやく減少し始めたのは1年半が経過した頃でした。

また、福島県全体の震災関連死者数における、
震災後何らかの指示区域となった場所の占める割合は、
実に約88%にものぼります。
その内、今回廃棄物に関する国の計画を受け入れた2町は
25%弱を占めています。


原発再稼働にあたり、

『原発事故で死んだ人はいない。』

そう言った方がいましたが、
原発事故は何も直接放射能を浴びて死ぬことだけが問題ではありません。
むしろこうして何年にも渡り厳しい過酷な状況を生み出す事実から、
目を逸らしてはいけないのではないでしょうか。

増え続ける放射性廃棄物、
その処分を苦渋の決断をもって受け入れた町。
その選択は決して『当然』のひと言で済まされるべきものではなく、
本当に長く険しい道のりの中で、
決断せざるを得ないひとつの答えだったのではないかと
私はそう思っています。



復興庁:震災関連死に関する検討会

東日本大震災における震災関連死の死者数などの資料をダウンロードすることができます。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat2/sub-cat2-6/20140526131634.html

警察庁:被害状況と警察措置[2015年11月10日]
「東日本大震災について」→「震災に関する情報一覧」→「被害状況など」というコーナーに最新の被害状況に関する資料があります。
http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/index.htm

テーマ : 福島県
ジャンル : 地域情報

tag : 避難 福島 原発事故 東日本大震災 富岡町 楢葉町 避難者 復興 震災関連死

楢葉町の避難指示解除

今から1時間ほど前の、9月5日0時に
福島県楢葉町の避難指示が解除となりました。

震災後にこのブログでもご紹介しましたが、
県の重要無形文化財にも指定された
『江戸時代から続く大滝神社の浜下り』という有名な行事や
同じく江戸時代に植えられたという見事な
『樹齢200年を越える清隆寺のシダレザクラ』を有する楢葉町。

震災当時、そこには
およそ2,576世帯7,701人の方が住んでおられました。


原発事故を受けて町内全域に避難指示が出されてから
およそ4年と6ヶ月

震災後に出会った楢葉町から避難されて来ていたご婦人が
一時帰宅の際にご主人の墓前で号泣されたという話しを
私は今でもよく思い出します。

帰郷を待ちわびていた方もある一方で、
故郷に思いを馳せつつも未だ消えない放射能への不安や、
医療機関をはじめとする生活環境の不自由などから、
即帰還する町民は1割にも満たない
とみられています。
また、先月20日に、町内における小中学校等の再開を
2017年の4月とすることが決定されているため、
子供をもつご家庭の帰郷はまだ先になるでしょう。
さらには、隣接する富岡町には最終処分場が計画されており、
楢葉町の上繁岡、繁岡行政区にはその搬入口があります。



事故前の東京電力の請求書裏には
時に、その電気が福島県でつくられたものであることが
イラストと共に描かれていたことを
どれくらいの方がご存知でしょうか。




原発事故の問題は周辺地域だけの問題ではありません。
そして、現在進行形の問題でもあります。


町とそして町民の方々にとってはまだまだこれから
向き合ってゆかなくてはならない問題が沢山あります。
そして同時に、私たちもまた、
この問題と町のこれからに関心を持ち続けてゆかなくては
ならないのではないでしょうか。




楢葉町の過去記事:
町の美しいシダレザクラや、歴史ある大滝神社の浜下りについての過去記事です。
http://temutemu2.blog38.fc2.com/blog楢葉町

楢葉町:全域避難を解除…すぐに帰還1割未満、再生険しく
:毎日新聞 2015年09月05日 00時09分(最終更新 09月05日 01時45分)

http://mainichi.jp/select/news/20150905

復興庁:子力被災自治体における住民意向調査
震災後に毎年行われているアンケート調査結果をご覧いただけます。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-4/ikoucyousa/

テーマ : 福島県
ジャンル : 地域情報

tag : 避難 楢葉町 福島 東日本大震災 原発事故 避難者 避難指示解除 被災地支援

支援への御礼と私たちの日常について

震災後から続けている『小さな復興支援』
それを引き継ぐ形で行っている『福届けプロジェクト』における
被災各自治体及び支援団体への寄附が、
104回計20万8000円となりました。
沢山の方々のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。


震災から既に4年3ヶ月が経過し、
復興が目覚ましく進む地域もあれば、
原発周辺地域のようにまだまだ長い道のりの途中である場所も。
昨秋私がこのブログでご写真と共にご報告した
富岡町の駅舎もその後全て撤去が完了し、
復興への歩みも進められてはいますが、
まだまだ解決しなければならない問題や、
新たに発生する問題なども多く、
今年私がお会いした方々からも、


『まだまだ解決はしていないし、問題は山積み』
『長引く避難生活が心身に負担』
『先が見えなくて不安だ』
『どうすることもできない、もう帰れない』
『故郷を失った穴がぼっかりとあいている』




そんな複雑な思いを多くうかがいました。

H27年5月29日に復興庁から発表された最新の

全国総避難者数21万1,976人
福島は県外への避難者数だけでも4万5,745人。



被災地から離れるほどに、
震災はもう過去のことのように捉えられ、
当たり前の日常が流れているように感じます。
しかし、

今現在も故郷に戻ることの出来ない多くの人があり、
そして危険かつ暑さ寒さの過酷な現場で、
高い放射線量の中で、
日々収束作業に当たっている
多くの作業員の方があってこその日常



この事実を私たちは、
忘れてはならないのではないでしょうか。


復興庁:全国の避難者等の数(所在都道府県・所在施設別の数)
定期的に公表されている全国の避難者数等の情報を御覧いただけます。
http://www.reconstruction.go.jp/避難者情報

テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 避難 富岡町 福島 原発事故 東日本大震災 被災地支援 チャリティ 復興 避難者

福岡からの支援




去る11月16日、福岡県にある
福岡雙葉中学・高等学校学園祭の中で、
今年も小さな被災地支援の企画が行われました。

世界で今起きている
様々な問題を扱っている生徒会企画ですが、
東日本大震災以降は毎年、その1つのテーマとして
被災地、特に原発周辺地域の現状を取り上げています。

今年は『富岡町の子どもたち』に焦点をあて、
子供達をとりまく環境や、彼等の故郷である町の今について
企画展示を行ってくれました。

今回は、事前に私自身が富岡町役場(郡山事務所)や、
田村郡の三春にあるサテライト校、そして、
先日の記事でもご報告をしたように、
富岡町自体を訪れ現場の方々の生の声を聞き、
町の今をこの目で見て、
それを元に福岡雙葉にて生徒さん達に直接報告。
また、町や在京富岡友の会からも、
貴重な資料やお写真を多数ご提供いただきました。

学園祭当日は、展示発表だけでなく、
チャリティチョコレートや募金、
福届チャリティポストカードの販売など、
世界と被災地の現状に関する情報発信と、
形あるもので支える支援の両面から
来場者への周知活動が行われました。


『被災地のことを分かっているつもりになっていた。』

『知らないことばかりで驚いた。』

『関心を持ち続けなくてはならないと感じた。』



そんな声が先生や生徒さん達からもあがりました。
震災が過去のことのように風化してゆく中、
いま一度、今なお故郷に戻ることのできない
沢山の方々がいることを、そしてそれは、

紛れもなく同じ日本にある事実

だということにも、
もう一度目を向けていただければと思います。
これからも、地道に長く、子供達の未来のために。



テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 福岡雙葉 被災地支援 福岡 避難 富岡町 福島 原発事故 東日本大震災

被災地全ての明日のために

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震災チャリティポストカード
チャリティポストカード1枚158円の内80円を直接被災各県の自治体及び支援・救護団体等へ、責任をもって寄付させて頂きます。(残り78円は、各店舗様への委託販売手数料や、印刷費等に充てております。)         *詳細はリンク先を御覧下さい。             *集まった寄付金は2000円毎(25枚分)に送金致します。
被災動物救援サイト
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