福島へ行ってきました。

GWに福島へ行ってきました。
津波の傷跡深い沿岸部とは異なり、
内陸部には一見変わらぬ穏やかで豊な自然が広がっています。
山々にはまだ山桜が淡雪のように咲き、
緑の野辺には黄色いタンポポや菜の花が咲き、
裾野には広い広い田畑が静かに広がり、
夜には沢山のカエルが鳴いていました。
上の写真の左端に映っている樹は樹齢800年杉の木です。
そして場所は異なりますが、
右端の写真は、私が幼少期に住んでいた家のすぐ近くを流れている用水路です。
当時はメダカやタガメ、ゲンゴロウなどもいる、
とても綺麗な水で、私たちはよくここに入って水遊びをしたものです。
あの頃じゃり道だった場所が綺麗に鋪装され、
たんぼだった所に家が建ったり、
それなりに変わった場所もありますが、
基本的には、豊かな自然に恵まれた変わらぬ景色がありました。
けれど、変わってしまったものもあります。

上の写真のように、
公園に建てられた看板には、放射線量が示され、
様々な注意書きがなされています。
ちなみに、左右の写真の場所は全くことなりますが、
右の写真は私の母校(会津若松の小学校)の玄関口に設置された、
リアルタイム放射線測定器です。
(母校の線量計の数値は0.105μSv/h。都内のホットスポットより低い値でした。)
長時間の利用ができず、利用後には手や顔を洗わなくてはならない公園。
空間線量計の設置された学校。
あの頃、私たちは、時間の許す限り野山や田畑を駆け回り、
虫を追い、草花を摘み、草笛を吹き、
小川で水遊びをし、小魚を追いかけ、泥だらけになりながら遊びました。
冬になって雪が降れば、道ばたの雪を食み、つららをかじりながら、
登下校したものです。
豊かな自然の中で遊ぶことで、植物や昆虫の生態を学び、
四季の移ろいを肌で感じ、そして自然の大切さを学びました。
今、福島の原発事故に関しては、
原発推進か脱原発か、留まるか避難するか、除染か帰郷か、
食べるか食べないか、等など本当に多くの意見が混在しています。
そして、時にどちらに属しているかによって、誹謗中傷を受けるケースもあります。
もちろん、関心をもつことはとても大切なことです。
何が正しいかを見極めようとすることも、とても大切なことです。
けれど、同時に、
福島は、現在も196万人以上もの方々の生活の場であるということ
どうぞ、それを忘れないでいてください。
福届プロジェクト
昨年の7月から行ってきた『小さな復興支援』。
多くの方の御協力のもと、
4月22日現在、計35回(総額7万円)を被災地に送金することができました。
チャリティポストカードは本当に小さな小さな支援活動で、
1回の送金額も決して大きなものではありません。
しかし、こうして小さいながらも、多くの方の思いを、
被災地へ届けることができたこと、
皆様の御協力に、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
私も、宮古や福島に友人や多くの親戚がいるので、
御協力いただけた皆様のお気持ち、
本当に嬉しく思っております。
今後は、『小さな復興支援』の名称を、
『福届け(FUKUTODOKE)』と改め、
更に地道に息の長い支援を続けてゆくこととしました。
原発問題に苦しむ『福島』をはじめ、
全ての被災地に『福』が届くよう思いを込めて・・・
着々と復興への歩みを進めている所もありますが、
震災から既に1年以上経過してもなお、
被災地には震災の深い爪痕が残っている場所も多く、
全国の避難者数も未だ増え続けており、
原発事故の影響も計り知れません。
22日、政府が発表した20年後までの年間空間線量率の予想図では、
年間被曝線量50mSv超えの帰還困難区域が
大熊町や双葉町、浪江町、葛尾村などの一部地域に残存することが判明しました。
(※ただしこの予想図には除染要素は含まれていません。)
農産物、水産物からは、新基準を超過する線量が度々検出され、
出荷停止や自粛などの措置が取られているものもあり、
多くの生産者の方々が不安を抱えておられます。
また、小さなお子さんのいるご家庭などで、
不安を抱えておられる方もいらっしゃいます。
被災地の自治体では、当初今年の春までに設定していた
義援金募集期間を、更に1年延長し、
来年まで引き続き支援を呼びかけているところも、
たくさんあります。
4月11日に復興庁から発表になった最新の
全国総避難者数は、前回よりも更に132人増加し、
34万4,477人。
これからも、長く関心を持ち続けていただければと思っています。
『放射性物質:高線量域20年後も 政府、初の予測地図公表』:毎日jp 4月22日(日)22時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120422-00000069-mai-pol
・上記記事に書かれている予測地図詳細(毎日jp最新写真特集)
http://mainichi.jp/graph/2012/04/23/20120423k0000m010076000c/001.html
復興庁:被災者支援関連情報
最新の被災者等の状況に関する情報が掲載されています。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/cat8/
テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア
震災とは直接関係ありませんが・・・。
上の写真は、今日、仕事の納品帰りに立ち寄った、
東京の代々木公園の様子です。
色々な場所での花見客のゴミ問題は時々話題にあがりますが、
実際にこの季節に代々木公園へ行ったのは初めてでした。
園内の桜は満開でしたが、至る所に放置されたゴミが散乱し、
それをたくさんのカラスがついばみ更に散乱。
集積所に集められたゴミの量も相当なもので、
そこもまたカラスによって食い散らかされるという有り様でした。
大量のカラスの鳴き声と、ゴミの山と、
そして花の香りの代わりに、そのゴミの臭いがするような酷い状態。
似たような状況は、私が以前住んでいた
狛江市の多摩川河川敷などでもありました。
暖かい季節になると、河川敷には無数のゴミが散乱し、
ひどい時には近隣のアパートやマンション敷地内のゴミ置き場に、
分別もしないゴミを捨てていく人達もいました。
あまりのマナーのなさに、ついに昨年バーベキュー禁止に。
もちろん、都内にも美しくマナーよく利用されている公園もたくさんあります。
多摩川でも、きちんとゴミを持ち帰っていた人もたくさんいました。
けれど、残念なことにそうではない人もとてもたくさんいる現実があります。
世の中にはたくさんの人がいて、様々な価値観が存在しています。
けれど、同じように、世の中には無関心であってはいけないことや、
共通の財産として守ってゆかなくてはならないものも沢山あります。
東日本大震災にしても発生からすでに丸1年以上が経過し、
もちろんメディアでも報道のされ方はさておき、
日々話題として取り扱われ、関心を持っている人はたくさんいますが、
無関心になり、他人事である人がたくさんいることも事実です。
今日、荒れ放題の公園を眺めながら、
そういった無関心さの意味が少しだけ分かった気がしました。。。
世の中には意識的に目を向けなければ、
知らずに過ぎてしまうことがたくさんあります。
復興庁から発表になっている最新の避難者数情報(H24.3.22現在)では、
全国の総避難者数は34万4,345人。
原発問題に揺れる福島からは6万2,700人もの方が他県へと避難されています。
震災後も、被災地は、頻発する余震、夏の豪雨、冬の豪雪、先日も爆弾低気圧など、
度重なる自然災害に多くの被害を受けています。
先日も、都内に避難されてきてる避難者さんたちの集まりに参加し、
お話をうかがいましたが、
TVや新聞の報道では復興しているような感じだけれども、
実際にはまだまだほとんど手つかずのような場所がいっぱいあると
みなさん話しておられました。
被災地の復興には、まだまだ長い時間がかかります。
私たちの日常の先にある現実に、どうぞ関心を持ち続けていただければと思います。
長野県 栄村
長野県最北端に位置する栄村。
このサイトでも、立ち上げ当初から右端の被災地応援欄で、
栄村観光協会のバナーをリンクして応援させていただいており、
今年に入ってからも、豪雪により震災で被害を受けた橋が崩落するなど、
ちょこちょことメディアでも取り上げられているので、
ご存じの方は多いと思いますが、
震災発生当時は、東日本大震災の想像を絶する広範囲かつ甚大な被害のために、
世間の目がなかなか向けられない状況にあったことも。
しかし、その被害は決して小さなものではありませんでした。
上の写真は先日義援金送金のお礼として栄村役場から届いたものです。
支援に対する御礼の印刷紙以外に、
栄中学校の生徒さんたちが描いた感謝の気持ちを込めた絵手紙や、
村民の方々が描いたありがとうの詰まった絵手紙、
温泉や宿泊や食事などで使用できるクーポンのついた観光パンフ、
上記以外にも村の記念事業の募集用紙などが同封されていました。
もちろん、手書きのものではなく、
多くの支援者にその都度送られる印刷物ではありますが、
総面積の92.8%が山林原野、H23.10.1現在人口2,279人世帯数915世帯、
そのおよそ45%が60歳以上という村。
その美しく豊かな自然と、そこに住むひとびとの温かい気持ちが、
いっぱい詰まっているものだと感じました。
先日も、今もって栄村が受けた被害をあまりよく知らないという人がいたので、
今日は被害状況についても少し記載しておきます。
東日本大震災翌日3月12日、
栄村にAM3時59分震度6強(M6.7)の逆断層型直下型地震が発生。
そしてその後約2時間の間に震度6弱2回、
同日23時半過ぎと、1ヶ月後にそれぞれ震度5弱の余震に見舞われました。
家屋被害は、最も全壊の多かった青倉集落(14棟)をはじめ、
村内で全壊33棟、大規模半壊21棟、半壊148棟、一部損壊486棟で、
秋山地区を除く全世帯の実に93%が被害を受けました。
また、道路被害110ヶ所、農地被害は1000ヶ所以上にものぼり、
3月1日現在、栄村の公式発表では被害総額は54億3131万4千円となっています。
ただし、この数字の中には、個人住宅の被害額が含まれていないため、
実際の被害総額はさらに大きなものになることがうかがえます。
日本でも有数の豪雪地帯である栄村。
役場付近の森地区では今年1月末に3m38cmの積雪を記録。
3月31日現在でも、白鳥で2m13cm、森で1m78cm。
今夜からまた気温が下がり、明日の朝にかけて降雪の予想が出されています。
東日本大震災の被災地と同様に、
栄村が本当の復興を遂げる日まで、関心を持ち続けていただければと思います。
長野県栄村公式サイト
・ホーム
http://www.vill.sakae.nagano.jp/
・義援金/寄付金 : 義援金受付期間が9月30日(日)まで延長になりました。
http://www.vill.sakae.nagano.jp/topics/oshirase_gienkin.html
・長野県北部震災による被災状況と現状
http://www.vill.sakae.nagano.jp/topics/oshirase6.html
・季節の村内風景 : 四季折々の美しい栄村の写真が掲載されています。
http://www.vill.sakae.nagano.jp/landscape/landscape.html
栄村フォトサイト:にほんの里100選「北信州栄村フォトコンテスト」
フォトコンテストの募集は既に終了していますが、「にほんの里100選」にも選ばれた栄村の、ため息が出るほどに美しい写真の数々を見ることができます。
http://www.sakaemura.org/
東北復興新聞
気が付くともう3月も半ば、
先日17日には春のお彼岸入り、23日お彼岸明けです。
先の震災で旅立たれた沢山の方達と沢山の動物達が、
心安らかでありますように。
震災から既に1年が経過しましたが、
今、被災地の復興の遅れを指摘する声が多くあがっています。
また、全国の避難者数は、
時間の経過に反比例して増え続けており、
復興庁の最新発表では、
3月8日現在の総避難者数は34万4,290人で、
前回よりさらに355人増えています。
広範囲に渡る甚大な被害、
原発事故による放射線問題、
福島で顕著な人口流出。
被災地は今も様々な問題を抱えています。
小さな町や村や漁港など、まだまだ手つかずのような場所もあります。
向き合わなくてはならない厳しい現実も多々あります。
そんな中、今年の初めに『東北復興新聞』という
被災地復興に取り組む人たちに向けた復興業界新聞が立ち上がり、
2012年1月16日に第1号が発行となりました。
(発刊以来、このブログで取り上げようと思いつつ、
既に2か月が経過してしまいました・・・。)
この新聞は、
被災地復興に携わる人々の声や、復興への課題など、
様々な情報が、
生活/産業/漁業/原発/教育/政策/支援・助成 等
それぞれに分かりやすく分類・発信され、
さらに、特集や連載・コラム、PHOTOGALLERYなどもある、
既存の新聞とは異なった被災地情報に特化した新聞です。
また、東北復興新聞では、復興支援に取り組む方の為に、
イベントや商品告知・活動報告・求人募集・助成金募集などの
情報掲載を無料にて受け付けておられます。
被災地が完全に復興するまでには、
まだまだ長い時間がかかると思われます。
被災地と共に歩む人々の姿、声、そして思い。
完全な復興までの長い長い時間、関心を持ち続け、
目を向け続けることが、
今、必要とされているのではないでしょうか。
よきことを、よきひとへ。
被災地復興に取り組む人のための業界新聞
東北復興新聞
紙版だけでなく、紙版とほぼ同じ内容のウェブ版があります。
・TOPページ
http://www.rise-tohoku.jp/
・プレスリリース窓口
復興支援情報掲載依頼窓口です。基本はweb掲載ですが、紙面掲載の場合もあるようです。
※お申し込みの際には、必ず注意事項をご確認ください。
http://www.rise-tohoku.jp/?page_id=1302
東日本大震災復興対策本部:被災者支援関連情報
最新の被災者等の状況に関する情報が掲載されています。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/cat8/
先日17日には春のお彼岸入り、23日お彼岸明けです。
先の震災で旅立たれた沢山の方達と沢山の動物達が、
心安らかでありますように。
震災から既に1年が経過しましたが、
今、被災地の復興の遅れを指摘する声が多くあがっています。
また、全国の避難者数は、
時間の経過に反比例して増え続けており、
復興庁の最新発表では、
3月8日現在の総避難者数は34万4,290人で、
前回よりさらに355人増えています。
広範囲に渡る甚大な被害、
原発事故による放射線問題、
福島で顕著な人口流出。
被災地は今も様々な問題を抱えています。
小さな町や村や漁港など、まだまだ手つかずのような場所もあります。
向き合わなくてはならない厳しい現実も多々あります。
そんな中、今年の初めに『東北復興新聞』という
被災地復興に取り組む人たちに向けた復興業界新聞が立ち上がり、
2012年1月16日に第1号が発行となりました。
(発刊以来、このブログで取り上げようと思いつつ、
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この新聞は、
被災地復興に携わる人々の声や、復興への課題など、
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生活/産業/漁業/原発/教育/政策/支援・助成 等
それぞれに分かりやすく分類・発信され、
さらに、特集や連載・コラム、PHOTOGALLERYなどもある、
既存の新聞とは異なった被災地情報に特化した新聞です。
また、東北復興新聞では、復興支援に取り組む方の為に、
イベントや商品告知・活動報告・求人募集・助成金募集などの
情報掲載を無料にて受け付けておられます。
被災地が完全に復興するまでには、
まだまだ長い時間がかかると思われます。
被災地と共に歩む人々の姿、声、そして思い。
完全な復興までの長い長い時間、関心を持ち続け、
目を向け続けることが、
今、必要とされているのではないでしょうか。
よきことを、よきひとへ。
被災地復興に取り組む人のための業界新聞
東北復興新聞
紙版だけでなく、紙版とほぼ同じ内容のウェブ版があります。
・TOPページ
http://www.rise-tohoku.jp/
・プレスリリース窓口
復興支援情報掲載依頼窓口です。基本はweb掲載ですが、紙面掲載の場合もあるようです。
※お申し込みの際には、必ず注意事項をご確認ください。
http://www.rise-tohoku.jp/?page_id=1302
東日本大震災復興対策本部:被災者支援関連情報
最新の被災者等の状況に関する情報が掲載されています。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/cat8/
テーマ : 東北地方太平洋沖地震
ジャンル : ニュース































